無理しない恋愛

取引ではなく安心でつながるパートナーシップ

2025年8月30日

― 無理しない恋愛シリーズ 第5弾 ―

はじめに

「これをしたんだから、次はあなたがやってね」
そんなふうに、恋愛やパートナーシップが“交換条件”で回っていると感じたことはありませんか?

一見すると公平で良さそうですが、気づかないうちに心がすり減ってしまいます。
この記事では、取引のような関係がなぜ長続きしないのか、そして安心と信頼でつながるためのヒントをお伝えします。


取引関係によくある場面

感謝が請求書に変わる

「ありがとう」のつもりが、実は「ここまでやったんだから」という暗黙のメッセージになってしまう。
相手は返さなきゃと感じて、心が重くなります。

例えば・・・

「夕食つくったんだから、ありがとうくらい言ってよ」
→ 感謝を求める気持ちが“請求書”になってしまう。

「誕生日プレゼントあげたんだから、今度は私の番だよね?」
→ お祝いが“交換条件”になり、純粋に喜べなくなる。

「こんなに尽くしてるのに、どうして返してくれないの?」
→ 愛情や行動の裏に“請求”が隠れてしまう。


詳しくはこの記事でご覧ください

「ありがとう」が請求書になっていませんか?
感謝が請求書になる恋愛の落とし穴

2025/8/31

― 無理しない恋愛シリーズ 特別編 ― はじめに 恋愛の中で「ありがとう」と言う場面は多いですよね。本来は感謝を伝えるための言葉なのに、気づかないうちに“請求書”のようになってしまうことがあります。 ...



本音より点数稼ぎになる

「疲れた」「今日は無理」と言えず、頑張って役割をこなそうとする。
気づけば“点数稼ぎ”のような関係になり、安心感がなくなります。

どちらが多くやったか比べてしまう

「自分の方が多くやってるのに…」と心の中で採点が始まる。
気がつくと、味方であるはずの二人が競い合うようになってしまいます。


なぜ続かないのか

取引で回る関係は、短期的にはうまくいくように見えても、次のような問題を生みます。

  • 受け取ることが「借り」のように感じられ、素直に喜べない
  • 本音を隠す時間が増えて、誤解やすれ違いが増える
  • 相手の顔色をうかがいながら行動するようになり、安心がなくなる

安心がないと、いくら条件を守っても満たされません。


僕自身の経験

僕もかつては「これをしたからあれをして」という思考に縛られていました。
家事も、恋愛も、どこかで点数をつけていたんです。

でも、今のパートナーと暮らす中で気づきました。
「今日は疲れて料理は無理」「掃除が雑になっちゃった」
そう伝えても関係は壊れなかったし、むしろお互い安心できるようになったのです。

取引ではなく、弱さも含めて話せる関係の方が、ずっと楽であたたかい。
それを今は実感しています。


安心でつながるための小さな一歩

安心でつながる関係に切り替えるには、ほんの小さな一歩で十分です。

  • 「今日は疲れてる」と素直に伝える
  • 頼んでみたいことを「お願いしてもいい?」と言ってみる
  • してもらったことに「ありがとう」と言って、そこで止める

“ありがとう”の先に請求書をつけないこと。
これだけで関係の空気はぐっと変わります。


まとめ

取引でつながる関係は、一見公平に見えても長続きしません。
安心して弱さを見せ合えるとき、二人は本当の意味で味方になります。

「これをしたから、あれをして」ではなく、
「お互いのありのままを受け入れるから、一緒にいられる」。

そんな関係こそ、無理せず続けられるパートナーシップではないでしょうか。



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