― 無理しない恋愛シリーズ 第5弾 ―
はじめに
「これをしたんだから、次はあなたがやってね」
そんなふうに、恋愛やパートナーシップが“交換条件”で回っていると感じたことはありませんか?
一見すると公平で良さそうですが、気づかないうちに心がすり減ってしまいます。
この記事では、取引のような関係がなぜ長続きしないのか、そして安心と信頼でつながるためのヒントをお伝えします。
取引関係によくある場面
感謝が請求書に変わる
「ありがとう」のつもりが、実は「ここまでやったんだから」という暗黙のメッセージになってしまう。
相手は返さなきゃと感じて、心が重くなります。
例えば・・・
「夕食つくったんだから、ありがとうくらい言ってよ」
→ 感謝を求める気持ちが“請求書”になってしまう。
「誕生日プレゼントあげたんだから、今度は私の番だよね?」
→ お祝いが“交換条件”になり、純粋に喜べなくなる。
「こんなに尽くしてるのに、どうして返してくれないの?」
→ 愛情や行動の裏に“請求”が隠れてしまう。
詳しくはこの記事でご覧ください
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感謝が請求書になる恋愛の落とし穴
2025/8/31
― 無理しない恋愛シリーズ 特別編 ― はじめに 恋愛の中で「ありがとう」と言う場面は多いですよね。本来は感謝を伝えるための言葉なのに、気づかないうちに“請求書”のようになってしまうことがあります。 ...
本音より点数稼ぎになる
「疲れた」「今日は無理」と言えず、頑張って役割をこなそうとする。
気づけば“点数稼ぎ”のような関係になり、安心感がなくなります。
どちらが多くやったか比べてしまう
「自分の方が多くやってるのに…」と心の中で採点が始まる。
気がつくと、味方であるはずの二人が競い合うようになってしまいます。
なぜ続かないのか
取引で回る関係は、短期的にはうまくいくように見えても、次のような問題を生みます。
- 受け取ることが「借り」のように感じられ、素直に喜べない
- 本音を隠す時間が増えて、誤解やすれ違いが増える
- 相手の顔色をうかがいながら行動するようになり、安心がなくなる
安心がないと、いくら条件を守っても満たされません。
僕自身の経験
僕もかつては「これをしたからあれをして」という思考に縛られていました。
家事も、恋愛も、どこかで点数をつけていたんです。
でも、今のパートナーと暮らす中で気づきました。
「今日は疲れて料理は無理」「掃除が雑になっちゃった」
そう伝えても関係は壊れなかったし、むしろお互い安心できるようになったのです。
取引ではなく、弱さも含めて話せる関係の方が、ずっと楽であたたかい。
それを今は実感しています。
安心でつながるための小さな一歩
安心でつながる関係に切り替えるには、ほんの小さな一歩で十分です。
- 「今日は疲れてる」と素直に伝える
- 頼んでみたいことを「お願いしてもいい?」と言ってみる
- してもらったことに「ありがとう」と言って、そこで止める
“ありがとう”の先に請求書をつけないこと。
これだけで関係の空気はぐっと変わります。
まとめ
取引でつながる関係は、一見公平に見えても長続きしません。
安心して弱さを見せ合えるとき、二人は本当の意味で味方になります。
「これをしたから、あれをして」ではなく、
「お互いのありのままを受け入れるから、一緒にいられる」。
そんな関係こそ、無理せず続けられるパートナーシップではないでしょうか。
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